件名:写真のプレゼントです
鈴白ちゃんに「わからせた」日の夜、鈴白ちゃんから画像付きメールが届きました。 「凪さんはわきの下が大好きな変態さんみたいなので、おねーちゃんのわきの下の写真を送ります。おねーちゃんに頼み込んで一枚撮らせてもらいました。どうぞ使ってください」 私は膝から崩れ落ちました。ひどい誤解が生まれています。というか、鈴白ちゃんにお姉さんがいたのか・・・お姉さんも可愛い。 いや、そんな事よりです。「使ってください」って書いてあるという事は、鈴白ちゃんは『男性が女の子のアレな写真で何をするのか』分かっているって事では?じゃあ今日の鈴白ちゃんは、もしかして私を挑発していた・・・?ダメだ、あの子ちっとも反省していませんね。 メールをもう一度見ると、追伸があるのに気づきました。 「追伸 普段の私はそんなに隙だらけじゃないので安心してください。私が隙だらけなのは、貴方にだけ、ですよ?」 ・・・これはどういう意味なんでしょう。私がカメラマンだから見慣れてると思って隙を見せているって事か?・・・まあ、いいか。とりあえずもらった写真は保存、と。