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「心の手形」

2024年04月10日 16時01分
使用モデル名:CustomModel(その他)
対象年齢:全年齢
スタイル:リアル
デイリー入賞 31
ウィークリー入賞 31
参加お題:

深い緑の森の中で、エルフの少女ティアは木の枝を使ってハートの形を作っていた。天真爛漫な性格で、自分のことしか考えないティアは、森の仲間たちに迷惑をかけることもしばしば。 「ティア、また木を折って遊んでいるのか」と森の長老が言う。 「へへ、木の手形が作りたかったんだ。かわいいでしょ」 ティアは長老の叱責も容易に受け流す。ティアの無邪気な性格に、長老もつい許してしまう。 ところが、ある日ティアが大切にしていた手形がなくなってしまう。ティアは森中を探し回るが見つからない。 ティアは必死で森の中を駆け回っていた。木々の間をすり抜け、岩の陰に入り込み、茂みの奥をのぞいて回る。赤と黄色に色づいた落ち葉をかき分け、枯れ枝を押しのけて進む。 「あっちこっち探したのに見つからないよぉ」 素足で軽やかに飛び跳ねながら、ティアは不思議そうにあたりを見回す。木の枝や岩の隙間をくまなく調べ上げる。 「こんなはずじゃなかったのに...」 金色に輝く髪をなびかせ、ティアは森の奥深くまで足を運ぶ。高い木の梢から差し込む陽光を浴びながら、あきらめない様子で探し続けるのだった。 その晩、ティアの小屋の前に手形が置いてあった。ティアは喜んで手形を抱きしめる。 実は手形を拾ってティアの小屋に運んできたのは、思いを寄せるエルフの少年だった。少年はティアの自由奔放な性格が好きだったのだ。 ティアは夕焼けの空を見上げ、少年と木の手形を眺め、ほほ笑むのだった。 #エルフ #ファンタジー #天真爛漫 #思いやり #友情

コメント (3)

ルノハ
2024年04月11日 13時47分
dandelion/neco
2024年04月11日 12時29分
ガボドゲ
2024年04月11日 02時00分

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いいねコメントありがとうございます。忙しくなって活動を縮小しています。返せなかったらすみません。

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