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真夏の風邪と水蜜桃 (AI Remastered)

2024年04月02日 14時00分
使用モデル名:NovelAI
対象年齢:R18
スタイル:イラスト

ぼんやりした頭で、ゆっくりと目を開ける。 目の前に広がってるのは見慣れた自室の天井で――隣では妹の初海(はつみ)が、俺の横顔を幸せそうに眺めていた。 「おはよ、アニキ」 「……悪い、初海。寝ちゃってたか?」 「ううん、ちょっとだけだよ。……それに、アニキの可愛い寝顔が見られて、ラッキーだったし」 反射的に赤くなった顔を見て、ますます嬉しそうにする初海。 外から漏れる星明かりに照らされた裸身を目の当たりにすると、本当に一線を越えてしまったしまったことを改めて実感する。 腕枕の上に乗った頭を撫でると、初海は甘えるように身を擦り寄せてきた。 「ありがとね、アニキ。ちゃんと、最後までしてくれて」 「……俺が我慢できなくなったからしたんだ。初海はただ、俺に……んがっ!?」 唐突に伸ばされた指に、鼻をぎゅっとつままれる。 「な、何するんだよ」 「したかったのは、あたしだって同じ。そんな言い方したら、怒るから」 「す、すまん……」 「ほんとにしょうがないなぁ、アニキは」 呆れ顔でくすくすと笑ってから、俺の胸にもたれかかる。 「……一人で全部、しょいこもうとしないで。怒られる時は、二人一緒だから」 言葉で応える代わりに、初海の身体をぎゅっと抱きしめ返す。この先にどんな未来が待っていたとしても、後悔だけはすまいと固く心に誓った。 「くしゅんっ」 その時、初海が小さくくしゃみをした。 「大丈夫か、初海?」 「ふふ。アニキの風邪がうつっちゃったのかも」 初海はどこか嬉しそうに笑うと、俺に向かってこう言った。 「今度はアニキが、あたしのことを看病してよね♥」

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ネットの片隅に生きる、なんちゃって物書きもどき。自作小説の表紙や挿絵をAI生成してます。画像生成はNAIを使用。主にPixivに生息。

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