Prototype 2024-03-06
温泉での言葉責めにすっかり翻弄された僕は、部屋に敷かれた布団の上にぐったりとへたり込んだ。 頭の中がクラクラしている。本当に湯あたりでも起こしてしまったみたいだ。 後ろ手に部屋の襖を閉めると、絢奈は蛍光灯のスイッチをパチリと消した。浴衣の帯に手をかけて、しゅるりという衣擦れの音と共に脱ぎ捨てる。均整のとれた彼女の裸身が、窓から差しこむ冴え冴えとした月明かりに照らされた。 「ほら……。夜はまだまだこれからですよ、先生♥」 本編はこちらから。(小説、R-18) https://www.aipictors.com/works/316741/