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先輩「美波、きてくれ」@お題
美波は個室があてがわれている。 また、課長(先輩)のオフィスには秘書用のデスクが2つあり、片方は事実上、美波の専用席だ。 どちらで仕事をするかは、その日の職務内容だったり気分による(彼女自身、課長の気分・雰囲気)。 この日は、朝に挨拶した段階で「よろしくない」雰囲気をびんびん感じ取ったので、自分の個室で仕事していたのだが内線で呼ばれた。 美波「まいりました」 先輩「まあ、座ってくれ」 自分に責があるようなネタはないはずだから、きっと、とばっちりの被害担当艦だ。知っていることならともかく、そうじゃなければ…… 先輩「これを見てくれ」 タブレットを渡す。 美波「…はい?」 それはGなびのページだった。 先輩「新しい店を2つ見つけたから今日の昼に行こうと思うんだけど、どっちがいいかな?」 それは居酒屋と蕎麦屋だった。 美波「今朝のお食事は?」 先輩「早かったから食ってないなぁ。美波が買ってきてくれたフロランタンをやったくらいだ」 美波「では、お蕎麦屋さんにしましょう」 先輩「わかった。1時過ぎに出よう。調整しといてくれ」 美波「かしこまりました☺️」 (先輩は蕎麦好きなので、美波は1日に1食は蕎麦を食うものだと思っている。栄養学的にも合理的なので、彼女自身もそれを心がけている)