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桃宮ちゃんの弱点
自然公園を散策中、桃宮ちゃんと出会いました。友達と遊んできた帰りみたいです。しばらく他愛のない話をしながら一緒に歩いていたのですが、急に彼女が悲鳴を上げて暴れ始めました。 何事かと思って声を掛けたのですが、パニックになっていて聞こえていない様子。うろたえていると、おもむろに桃宮ちゃんは着ていたタンクトップをめくりあげて私に言うのです。 「オジサン、虫!虫が服に入ったの!取って取って!」 取って、と言われて思わず反射的に撮ってしまいましたが、すぐに違ったと気付いて桃宮ちゃんに駆け寄ります。状況を聞くと、首筋のところから虫が入っていったらしいのですが、桃宮ちゃんは虫に触れないそうです。そこで私に取ってもらおうと服を脱いだとの事。 いやいや待ってください、15歳の女の子の上半身を触れるわけがありません。しかし桃宮ちゃんは本気泣きしてるわ、服は乱れてるわで、第三者に見つかれば私の人生は終了しかねません。心を無にしてやる他に道はないようです。 ・・・数秒後、何とかブラの隙間から中に潜り込もうとしていた甲虫をつまみ出せました。危ない所でした。桃宮ちゃんはすっかり憔悴した顔でその場に寝転んでしまいましたが、そんな所に寝ていたらまた虫が来るかも知れませんので、一枚撮ってすぐに抱き起こし、服を整えてあげました。 ・・・え?なぜ2枚目を撮ったか?私にも分かりません。