乳粥(意味深)

・・・仏教の開祖、お釈迦様は悟りを開く前に６年間の厳しい修行に明け暮れていました。 不眠の行や息を止める、激しい断食などで生死の境をさまよう事もしばしばでした。 しかし「苦行では悟りを得られない」と確信し、修行仲間と別れて山を下りました。 苦行の山を下りたお釈迦様でしたが、長い苦行で心身ともに限界に来ていたためその場から動けなくなってしまいます。 そんな時に偶然近くを通りかかったのが村の美少女スジャータちゃん！ 彼女はヘロヘロになっているお釈迦様に滋養タップリの「乳粥」（牛乳で煮た米に蜂蜜等を加えた食べ物）を供養してお助けします。 スジャータちゃんの乳粥で体力と気力を取り戻したお釈迦様は、その後菩提樹の下で７日間の瞑想に入り、見事悟りを開いたのでした！ お釈迦様は涅槃に入る前「あのスジャータの乳粥とチュンダの料理の二つは私にとって最高の供養だった」と述懐しています。