灯台の目を持つ男

生涯海に身を捧げた元・伝説の海兵、ジョン・Ｄ・グレイソルト。 彼の眼は「光そのもの」を放つ異能を持ち、暗闇を切り裂く超絶照度の光線を発射する能力を持っている。現役時代からその光は何十キロ先の闇夜でも航路を照らし、霧や嵐すらその輝きで貫いたとされる。 灯台人間と称される彼の眼力は、単に明るいだけではない。見つめた相手を目潰しレベルの閃光で動きを封じる、あるいは強烈な照度で幻惑するなど、戦闘時には圧倒的な効果を発揮する。敵が暗がりに潜んでも、彼の目には隠れられない。海に出るたび目を酷使することで耐光性が強化され、今や昼夜問わず視界を見通せる謎の眼球構造を備えている。 過去の逸話： 若い頃、彼は度重なる嵐にも怯まず、海の果てまで見渡すために灯台人間の力を研ぎ澄ました。かつて悪名高い海賊団「闇風」を壊滅させた功績があり、その際も真っ暗闇で突撃してきた敵艦隊を「閃光の双眼」で迎え撃ち、海上の全員を幻惑しながら仲間を勝利へ導いたという。 現在： 年老いた今も故郷の港町で過ごし、夜になると目を光らせ、漁船の安全を守る。その眼光が船の道しるべとなり、遠くの船乗りからも感謝されることから、港町の者たちには「不夜の守り手」として崇められている。 口癖： 「オレの眼は、ただの光じゃねぇ。どんな闇でも貫く“信念の灯”だ！」 「照らしてやらぁ、どんな闇の底でもな」