バカガキ狩り3・番外編

https://www.aipictors.com/works/484263/ https://www.aipictors.com/works/481655/ 「この件」での対応は、連絡や実行のために集まったところを措置する方針に変更された。身柄を押さえたところで、指示役へたどり着けないからだ。 そして、案件の多さに局長は池袋・府中・千葉にも同じ任務を与えた。 実行役の特定は囮・潜入捜査員がする連絡のトレースから。 こちらが用意したスマホは、常に監視下にあるのでやり取りは保全される。さらに通信傍受、ハッキング・クラッキングなどで、指示役の送信元を洗う。 特定するために欧米の諜報・情報・捜査機関に協力を求めた。秘匿チャットAPPの開発・運営会社に対してサイバー攻撃を行ったり、その社員・関係者の買収や脅迫、さらにこちらに協力する企業（GAFAM・金融・通信など）も動員し機能不全*に追いやり「秘匿とされていた情報」を提出させる。 美波「ジャクソンさんからのメール、お読みですか？」 先輩「あー、これか…」 （先輩は業務用のアカウントのいくつかを、美波の端末にも設定させている*） 美波「だいたいの送信地が判明したそうです」 （CIAのジャクソンは気が利かねーので、メールは英語だった。先輩はまだ読み込めず、考えるふりしながら4つくらいの翻訳サービスに投げて比較していた） 先輩「チンタオ、プサンに…ウラジオ？」 美波「はい。私もてっきり東南アジアだけと思っていました」 先輩「……（日本の”ブーム”にいわゆるマフィアなり、なんらかの組織が便乗してんじゃねーか？）」 美波「この、国内の発信元はどうしましょう」 先輩「どーせ、しょーもないアホな半グレだろ。どの件か確認した上で潰せ。ついでに繋がってる連中もな」 6枚目： なんか、どうとも説明できないんだけど、珍しい構図の美波を投稿したくて、無理矢理にインターミッション的なネタを作った。 *会社や役員の口座凍結、クラウドサービスや通信の停止など（送電自体を停止させたケースもある）。 *なので、社会科見学の時に間違えて業務用アカでやると筒抜け w