理沙「クッチャクッチャ……」＠帝国宇宙軍中将

宇宙艦隊副司令・第1艦隊　第2戦隊司令の理沙は、最強艦アンスィンカブルを座乗艦としたのもあり、目覚ましい武勲を重ねた。 その鮮烈な武勲、また若さと女性であることの反響に軍務省と軍令部は評価を悩んだ。 とりあえず中将にして、第一艦隊（司令長官直属）から離し、新設第5艦隊の司令官とした。 その中核・基幹はアンスィンカブルと第1艦隊第2戦隊であったから、当たり前のように、軍令部や宇宙艦隊司令部が「諸事」と呼んだ種々の事案をたやすく解決し、また月の反乱を早期に鎮圧する功績をあげた（厳密には「裏側」の工業地帯）。 いよいよ、その評価を明確にせなばならない雰囲気になってきた。 宇宙軍と海軍には抵抗があった。空軍はすでに最高司令官に女性がなったことはある。だが、陸軍、海軍・宇宙軍には前例はない。 「大将」に昇進させないことを満場一致で決定した。 そして、宇宙艦隊の組織を若干変えることで対応した。 つまり、赤色艦隊＝太陽圏を航行可能な主力艦隊、白色艦隊＝地球などの惑星範囲内で航行可能な艦による艦隊、黄色艦隊＝主に水上艦 その新しい組織で、理沙を「赤色艦隊中将」という名称を与えた。 （Vice Admiral the Red） 3〜7枚目：何かあると、すぐに「陛下より直々に賜ったメダル」を誇示する。 （実際、地球帝国軍で重きおなす日本宇宙軍でも限られた者しかいない授与者。また、彼女は栄光の4月12日の勇者である） 8枚目：「バルトハウザー大佐！　高速艦を率いて木星方面へ急行せよ！」 9枚目：「原田少将は戦艦3、旧式の大型艦、この宙域にある輸送艦を率いて火星へ向かえ」 原田「囮、ですか？」 「そうだ。我々が火星を突かれるのを恐れているように振舞え。後続に第3か第4艦隊も続かせる。死なせはしない」 https://www.aipictors.com/works/337747/