俺の奥さん

友人の「寝取られ」性癖のせいで肉体関係を持ってしまった奥さんだが、約一か月のバカンスの最終日に思わぬ提案をしてきた。それは妹さんと付き合って欲しいということだが……　いや、俺は奥さんを寝取るつもりでアナル開発までした野郎ですよ？　そんな男に妹さんを任せるなんて……　そう混乱した俺に奥さんはクスッと笑った。「貴方は……確かにＨなことを散々仕込みましたが、私は一度たりとも不快な思いをしたことはないですよ？　貴方は私を大切にしてして下さって……その心遣いに感謝してます」そう言った奥さんは続けて「私の妹は…姉の贔屓目もあるのかしれませんが、とっても良い子なんです。ですが極端に奥手で未だに男の人と付き合った経験がないんです。もしよろしければ妹を……幸せにしてあげて下さい」正直頭がパニックになったが、友人も寝取らせ性癖から目覚めたようだし、奥さんも懐妊したそうなので何より。そんな感じで妹さんとお付き合いすることになった。極端な奥手というだけに最初はとんでもなくぎこちない感じだったが、やがて気心が知れてくる関係になると彼女が実に素敵な人だと理解した。彼女も俺を好いてくれて結婚の段取りまで半年も必要としなかった。で、結婚式の段取りをして新婚旅行はどこにしようかと相談したところ、「姉さんが貴方と一緒に過ごした無人島がいいです」と彼女は恥ずかしそうに言った。え、奥さん、あの日々を妹さんに話したの？すっげぇ気まずいんだが、彼女は柔らかな笑みを浮かべて「私を姉さんと同じように…もっと激しく愛して下さい。そうしたら私は…完全に貴方のモノになります」と呟いた。こう言われては引き下がるなど男の恥だし、何より……　「たっぷりと可愛がってあげるよ、俺の素敵な奥さん」と俺は囁き彼女を抱きしめた。