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孕むまで帰りません
夫の趣味に付き合わされて「あの人」に抱かれるようになってから半年が過ぎた頃、私は彼の求めに応じて南の島のバカンスに同行することになった。小さな無人島だが瀟洒なコテージがあり、必要なものは全て揃っていた。食料品から日用雑貨、そして私に「使うため」の様々な道具も。 到着2目にあの人は優しく微笑みながら「奥さんを本格的に寝取ろうと思うんだ」と言って抱きしめた後、私の尻穴の調教を開始した。そんなところ使われた経験なんてないのに。彼は優しく、そして容赦なく私を開発し、それが終わると三つの穴を連日犯し続けた。 彼とセックスするときは必ずピルを服用していたが、それが取り上げられることはなかったし、嫌だと思えば補給のボートが来たときに逃げればいいとも言った。だが、私には逃げ出すという選択はなかった。幾ら種付けされても、淫らな道具で弄ばれても、緊縛プレイをされようとも。 私が犯されている様子は全て撮影されて夫に送信された。それも夫の要望で始めたもので、最初の頃は私も彼も抵抗があったが今ではどうでもよくなっている。私は動画を観るであろう夫のことなど頭の中から消し飛んで、彼に犯されながら絶頂の悲鳴を上げ続ける日々。 だが、そんな日々も終わりを迎えようとしている。いつものようにたっぷりと私の中に放出した彼は、夫に送信するための写真を撮るため私に砂浜で這い蹲るように命じた。彼の精液を溢れさせている秘裂と躾けられたアヌスを見て夫はどう感じるだろうか。 写真を撮り終えた彼は、明日のボートで帰れば良いと言った。彼は後一週間程この島に滞在するらしい。 「なら、最後までご一緒させていただけませんか? 夫には私から連絡しておきますので」 「そりゃ構わんけど、何で?」 あの人の質問に私はクスッと笑うと、 「そんなことより、今日はこっちの穴を使われておられませんよ?」 と、尻を突き出して卑猥に揺らす。苦笑した彼が私の上に覆い被さりアナルセックスを堪能した後、私は彼のモノを尻穴に咥え込んだまま快楽の余韻の中で囁いた。 「……私がピルを使わなくなったのは何日目からだと思います?」 夫のことは今でも愛しているが、この人にもどうしようもなく惹かれている自分がいる。 この人の子を孕むまで帰らない。