人魚姫 『風の精』
童話 人魚姫 ⑧ 『風の精』 失恋した人魚姫は、泡になり消えました。 そこで物語は終わってなくて、 人魚姫は風の精として生まれ変わります。 花嫁に祝福のキスをし、 王子に微笑みかけると。 姫は風に乗って、空に登っていきました。 ハッピーバッドエンドですね。 童話 『人魚姫』 は、 アンデルセンという人が書いた 創作のお話。 作ったお話です。 他に有名なとこだと 「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」とか。 熱心なカトリック教徒だったアンデルセン。 「最終的には全ての人を愛し、慈しむ」 彼の描く童話には、キリスト教の教えを含んだ そういう優しい話が多い。 童話の王様とまで讃えられる彼の人生は、 酷く貧しく生まれ、辛く、恵まれない。 失恋ばかりの生涯孤独なものだったんだよね。 こんな人生歩んでて、よくこんな話を書けるなと 思うレベルの酷さで泣けるくらい。 それが今もこうして読み継がれていることは、 少しでも報いになれば良いのだけれど。