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Tiled Diffusion Noise Inversion および renoise strength の比較
BDさん((@br_d))の記事(https://br-d.fanbox.cc/posts/5673372)でも取り上げられていたTiled DiffusionのNoise Inversion機能についてちょっと試してみたところ、少し想定と違った結果になったので共有させて頂きます。 先に言わせていただきますが、違いがかなりシビアなので、凝視必須です。。 元絵からTiled Diffusionで2倍にUpscalerしたときの設定差分でどう変わるか試しています。Noise Inversion有効化前は描写が細かくなる一方で線が薄くなっていますが、Noise Inversionを有効にすると、描写が少なくなる(フラットな感じになる)一方線がはっきり出ているかと思います。 想定外だったのは renoise strength の値が小さいほどこの効果が顕著に見えることです。(感覚的には逆ですよね。) Noise Inversion有効化前に一番近いのはrenoise strengthが1.0のときのように見えます。 モデルや、その他設定によるものかもですが、 renoise strengthを変更するときはご留意下さい。 2枚目以降は比較画像を上段左から順に投稿しております。 あ、ちなみに私が採用したのはrenoise strength 1.0です。 https://www.aipictors.com/works/31956/ ------------------------- Upscale by Tiled Diffusion 1024×1392→2048×2784 Upscaler: lollypop Denoising strength: 0.35 Model: MORIMORImix-V2