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りっか if 高校生

2024年01月13日 12時00分
対象年齢:全年齢
スタイル:イラスト
参加お題:

なんだかんだ違う高校に進学することになって、それが最寄駅から逆方向で、家を出る時間も違う。 気軽に会ったり一緒に登下校できないのを実感した彼女は、たまに、とても悲しくなる。 1枚目:へーき、へーき。大学は一緒になろー。 2枚目:今日もがんばった! 3枚目:雨でよかった…… 4枚目:あ……(近くの同乗客ヒキ気味)。 5枚目:りっか「(背中とか手のひらに字を書いて、当てっこしたなぁ)……」 6枚目:女友「りっか、だいじょうぶ?」 りっか「え、なんで? 大丈夫だよ」 女友「そっか…」 7枚目:りっか「(やっぱだめかも……)」 中学2年生になる=2つ上の幼馴染先輩は卒業。 それでも、放課後というか夕方以降に会えたので気にしなかった。 自分が3年生になり進路のことになったとき、進路相談で先輩と同じ高校を希望した。 中学と同じように1年だけでも一緒なら、先輩がごこへ行ってもと勉強を頑張ったのがアダになり、そんな高校は(比較的近い以外)意味がない、と言われてしまう。 (先輩の学力はそんなもんで、担任からその学校のことを聞かされると、自分が進学するより、先輩が不安になった) 母親の勧め、先輩の「ここよりはマシだよ。ほんとに、くる気だった? 笑」によって、女子高へ進学した。 中学の2、3年生の時、先輩がいないのは仕方ないと思っていた。けど、進学すると気持ちが変わってきた。 2年生になって、先輩が友人や女の子たちと楽しそうにしてるのを見ることがないのは、仕方ない、当たり前だと納得してた。実際、先輩が高校生になっても会う機会はいくらでもあった。 それが、自分が進学するとなると、同じ学校に行くつもりが変わってしまったのを実感すると……さらに言うと、最寄駅からの方向はお互いに逆だった。 さりげなく、「一緒の電車」とかを考えてたのに……

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