どうも、お久しぶりです。
ここ最近、投稿をサボってた人です。
その間、何やっていたかというと…
主に
PV (プロモーションビデオ)
を制作していました。
正確にはPV風の動画ですね。
今回、PVに使った小説のシーンがこちらです。
ショートムービーだから素人でもそんなに時間はかからないでしょう。
そんな軽い気持ちで取り組もうとしていました。
ここからが地獄の始まりでした…。
当初は1分くらいの動画を考えておりましたが、
こだわりと作業が一向に進まないのとで
とりあえず30秒を目標にしました。
参考までに、PVを制作した際に使用したAIツールなどを紹介します。
注意:あくまで静止画をメインに使った動画になります。
イラスト制作:DALL-E3(ChatGPT)
クオリティも良く、指示通りに近いポーズが生成しやすい。手も安定している。
希望通りのキャラが生成されたときは嬉しすぎて泣いた。
苦労したところ
- ・横向きのツーサイドアップが苦手。(なぜ、このキャラにしてしまった…orz)
- ・同じキャラにするのが難しい。(特に髪型)
・OpenAIがアップデートする度にプロンプト調整が必要。
ポニーテールになっちゃった…。
画像編集:Canva
トリミングや部分修正、人物と背景の分離など画像を編集するのに便利なツール。DALL-EやMojo AIなど画像生成AIも備わっている。アニメーションやスライド切り替えなど簡単な動画編集も行える。
苦労したところ
・複雑な動画編集は苦手。(当初、Canvaで動画編集しようとしたが挫折)
アニメーション:Runway Gen-2
IMAGE + DESCRIPTIONを使って、元絵を保ったままアニメーションが生成できます。
画像はDALL-E3で生成したものを使用しました。
音楽制作:Suno AI
ボーカル付きで音楽を生成してくれる。日本語、英語だけではなく様々な言語に対応している。アニソンっぽい曲を生成してくれた時はマジで感動した。ちなみに、歌詞はChatGPTに考えてもらいました。
苦労したところ
- ・イントロやAメロなどをプロンプト通りに生成するにはコツがいる。
・テーマやジャンルを詰め込み過ぎると音が変になる。
・歌詞が長いと、途中で切れる。
動画編集:Filmora
割と手軽に動画編集ができる初心者向けツール。エフェクトなどが豊富。
苦労したところ
・初心者向けとは言いつつ、機能がどこにあるのか覚える必要がある。
・エフェクトが多すぎて選ぶのに時間を要する。
その他、ボツになったツール
- - animatediff-cli-prompt-travel:時間の都合上、Runwayに切り替えた。
- AviUtl:髪を揺らすアニメーションを作ろうとしたが挫折
- GIMP:レイヤー分け用(主に髪と顔)
- Blender:素人が手を出すものではない。(気が向いたら覚えるつもり)
こんな感じでレイヤー分けしてました。
紆余曲折を経て完成したPVがこちらになります。
(いずれまた、1分動画を作る日が来るのか…)
初心者が行うと時間が溶けますが
作業中はなんだかんだ楽しいものでした。
参考になれば幸いです。
各ツールの詳細な使い方やコツについては、需要があれば記事を書こうと思います。
生成AIを使ってアニメPV作った話
画像生成AI、音楽生成AI…etc。これらの生成AIを手にした人間が辿りついたのは「PV制作」という地獄の創作活動が待っていたのだった。